まだまだ寒い日が続いている中、ファッション業界では春夏のアイテムを展開している。
この寒い時期に春服夏服のことを考えるのは、冬場にかき氷店巡りを考えている のと同義だと思う。
そんな各デザイナーさんたちの感性が爆発した作品を Fashion Press さんのサイトから眺めたり、
各ファッション業界の動画を観たりした結果を、あなたにお伝えするのが僕の役目だと思っている。
そこで本日の男磨きでは、
春夏のアイテムはキレイめ重視
購入すべきアイテム 5点を紹介
こちらの記事をあなたにお届け。
春夏のトレンドを知りたい、買うべきアイテムを知りたい。
そんな悩みを解決する記事になっているので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。
このサイトでは、男磨きをするために必要なことを、わかりやすく伝えるブログを目指して執筆中。
参考になった、面白かったと思ってくれたあなたは、このブログを ブックマークまたはコメント をして頂けたら最高に嬉しいです。
2024年春夏はシンプルがかっこよくなる時代へ
2024年春夏の最大のトレンドは、
という言葉に全てが詰め込まれているんだ。
かんたんに説明すると、
カジュアルな服装からきれいめの服装に
シフトチェンジをしていく時期に入った
このように思ってくれればいい。
クワイエット・ラグジュアリーの説明を深堀りするのは記事の後半でするとして、まずは春夏に購入すべきアイテムを紹介していく。
春夏に抑えるアイテム 5選を紹介
今年抑えるべきアイテムは次のとおり。
- テーラードジャケット
- ショートパンツ
- シャツ
- レザー素材
- デニム
1つずつ紹介していく。
① テーラードジャケット
1つ目はテーラードジャケットだ。
今季のコレクションでは、どのブランドも打ち出してきている印象を受けた。
ジャケットと聞くと、
仕事で着ているものを
普段着で着ればいいのか。
と 考えてしまうけど、仕事着みたいなカチッとしたスタイルではないんだ。
テーラードジャケットとスーツの大きな違いは、
- 生地
- 丈の長さ
- 肩パットの有無
上記のとおり。
パッと見でわかるように、図で表したのが下記のとおり。
スーツ | ジャケット | |
---|---|---|
生地 | ツヤがある | ツヤがない |
丈の長さ | 長め | 短め |
肩パッド | 有り | 無し |
これが全て正しいわけではないが、スーツとジャケットに違いがあることは理解できただろう。
あとジャケットを着たからといって、キメッキメにしてほしいわけではないんだ。
きれいめなスタイルに、現在のリラックス感というトレンドを取り入れていくイメージ。
リラックス感とは、
- ジャケットの色
- ビッグシルエット
- ツヤのない素材感
上記のようなところで表現ができる。
テーラードジャケットは ワゴンR みたいに、
毎年デザインや形がマイナーチェンジしているんだ。
さらに今年はトレンドのど真ん中。
だからこそ今 持っているものではなく、今年発売されたアイテムを購入することをお勧めしたい。
② ショートパンツ
2つ目はショートパンツだ。
海外コレクショでは、ショートパンツの組み合わせをするスタイリングが数多く紹介されていた。
カットソーにショートパンツという組み合わせは頷けるが、今年は ジャケットにショートパンツというスタイリングを打ち出してきている。
僕はその組み合わせを見ていると、
「オカン! 略礼服が半ズボンやねん!!」
と 小籔さんのスベらない話を思い出してしまうので、このスタイリングは断念しようと思う。
なんのことかわからない人のために、一応小籔さんが略礼服の話をしているリンクを置いておく。
この話めっちゃ好き。
ひとしきり笑ったら、また記事に戻ってきてほしい。
③ シャツ
3つ目はシャツだ。
きれいめの王道であるシャツも今年はトレンドアイテムになる。
先ほど紹介したジャケットとショートパンツの組み合わせ以外にも、
色と服の生地感を揃えてのスタイリングが、海外コレクションでもたくさん紹介されていた。
- シャツ
- ショートパンツ
- テーラードジャケット
上記のアイテムが人気になってくると、それに比例して流行る服装がある。
それがセットアップなんだ。
という訳で今年はセットアップが熱い
きれいめなアイテムが増えるので、セットアップのスタイルも当然トレンドに入ってくる。
ジャケットだけでなく、様々な生地でセットアップを展開していた。
最近、イオンをプラプラ歩いていると、Gジャンとデニムのセットアップを着ているマネキンをよく見かける。
海外コレクションの影響が、イオンの店内まで押し寄せてきている状態だ。
デニムで
セットアップかぁ。
他の生地もあるよ。
ジャケットやデニムのセットアップが苦手な人は、カバーオール のような ワーク系の服 で挑戦をしてみてほしい。
最近のアイテムだと無印良品から出ている、「木の実から作ったカポック混 カバーオール を見ると、ワーク系のイメージが掴みやすいと思う。
④ レザー素材
4つ目はレザー素材だ。
2023年秋冬でも流行っていた レザー素材 が、引き続き春夏でもトレンドになっている。
とはいえ、レザーのジャケットって若い人が着るのは良いのかも知れないけど、年齢を重ねてくると、少し抵抗感が出てくるんだ。
レザーは強そうに見えすぎる。
なので僕のオススメは、小物で持っておくという考え方を提案したい。
- 革靴
- ベルト
- 腕時計
このようなアイテムを身につけることで、レザー素材も無理なく身につけることができるだろう。
スニーカーから革靴へ
きれいめなスタイルが流行るのことで、足もとの事情も当然変わってくる。
カジュアルの王道であるスニーカから、きれいめ代表格といえる革靴への世代交代が、徐々におこなわれているんだ。
既に持っている人は良いんだけど、これから革靴を購入しようと考えている人には、ローファーをおすすめしたい。
洋服の青山さんのブログに記載された内容によると、ローファーの見た目はカジュアル感が強く、ビジネスシーンにあまり適さないとのこと。
とはいえ、ローファーが革靴であることに間違いないし、ローファー自身もきれいめアイテムとしての自負があるだろう。
つまりカジュアルから、きれいめの移り変わりに ピッタリなアイテムなんだ。
ショートパンツ + ローファーの組み合わせ
ショートパンツというカジュアルなアイテムに、きれいめで且つ合わせやすい靴 を考えたとき、ここでもローファーが大活躍する。
とはいえトレンドの服装は、少しずつ少しずつ浸透していくものなので、ちょっと気が引ける服装はすぐに試さなくていいと思うんだ。
周りがトレンドの着こなしをある程度やりはじめ、
ショートパンツとローファーの
組み合わせは定番だよね。
お、おう…!
と こちらが意識しなくても、見たり聞いたりできるようになってから試すのも全然ありだと思う。
要するに「様子見」というやつだ。
僕は当時 流行ったカーディガンをプロデューサー巻きしているスタイルは、
絶対に違う気がする。と思ってやらなかったし、それで良かったと思っている。
全部のトレンドを追いかける必要はない。
自分がやってみたいスタイルだけチャレンジすればいいんだ。
⑤ デニム素材
5つ目はデニムだ。
ここまで「きれいめ きれいめ」言うてきましたが、なんだかんだ言って、デニムの人気は今季も止まらない。
海外のコレクションでは、まだまだデニムスタイルが多く展開されていた。
僕も今年の冬に購入した、スーパーバギーデニムを靴下レベルで履いている。
トレンドになるアイテムは、各ブランドがあの手この手でたくさん種類を出すので選択肢が増える。
結果として、一目惚れするアイテムに出会う確率が上がるんだ。
全てのアイテムを購入するのは難しいけど、好きなジャンルがトレンド入りした場合は、飛びついてみてほしい。
きっと満足のいくアイテムに出会えるはずだ。
ビッグシルエットも引き続き人気
きれいめが流行ることで、ビッグシルエットに終止符が打たれるのかと思いきや、このトレンドはまだまだ終わることはなさそう。
このトレンドの影響力は大きくて、あのユニクロや無印良品ですら、ビッグシルエットになってきている。
着たときのリラックス感や、シルエットを隠せるメリットが大きいんだ。
もし仮に、
明日からスキニーしか
履いてはいけません。
とか言われたら抵抗したくなる。
それぐらいビッグシルエットは、着心地と履き心地がラクなんだ。
今は中学生の頃を思い出しながら、ダボダボのズボンとブカブカのニットを着てご満悦中。
僕はもうしばらく、ビッグシルエットのトレンドと向き合っていきたいと思う。
トレンドカラー
最後に今年のトレンドカラーについて、かんたんに触れておこうと思う。
今季はきれいめが大枠のトレンドということもあり、
- 白
- 黒
- グレー
上記のベースのカラーを中心に、差し色で下記の色味、
- レッド
- ベージュ
- カーキー
- オレンジ
- ブラウン
アースカラーと呼ばれる色がトレンドになっている。
ルイヴィトンのコレクションでは、全体の 1/3 がカーキー色をベースにしたスタイリングだった。
大胆だ。
デザイナーさん、カーキー色好きなのかな。
僕もカーキー色は好きなので、ルイヴィトンに肩を並べてカーキー色の Tシャツ買おう。
うん、そうしよう。
クワイエット・ラグジュアリー=静かなる贅沢
最後にクワイエット・ラグジュアリーのトレンドが生まれた背景をかんたんに紹介していく。
このトレンドはまだできたばかりなので、正式な決まりはないみたい。
ファッションを中心に発信している人たちの言葉を借りると、次のように言語化できる。
一目でハイブランドだとわかるような
ロゴやブランド名を排除して、
人に見せびらかしたり自慢したりすることを
必要としないファッション
見た目は控えめでシンプルなファッション。
無地を好んで着ていた僕は呼吸をするように、クワイエット・ラグジュアリーをたしなんでいたことになる。
他にもこのような言語化をする人もいた。
自分だけがわかる
本物志向の贅沢品という価値観
こちらの言葉でも周りに自慢することなく、自分がわかっていればいい ということを大切にしている。
その影響を受けているのがバレンシアガだ。
2,3年前のバレンシアガは、ロゴが入っているアイテムが多かったのに対し、今年のデザインは、ロゴを入れていないアイテムがほとんどだった。
つまりロゴを入れなくても、服の素材は最高だからわかるでしょ?
いや、わからなくてもいいよ。
という考え方。
無地は無地でも、僕は GU とユニクロ。
つまり今季のトレンドは、ハイブランドでも敢えて他人に気づかれないようにする方法なんだ。
一瞬でもクワイエット・ラグジュれていたと思ってしまった僕は、涙で前が見えなくなりました。
と 前置きが長くなったけど、なぜクワイエット・ラグジュアリーがトレンドになったのか。
その理由を、
- カジュアルトレンドの反動
- セレブの法廷ファッション
上記の 2点から解説していく。
① カジュアルトレンドの反動
1つ目はカジュアルトレンドの反動だ。
スキニーパンツのあとにワイドパンツが流行ったように、カジュアルトレンドがピークを迎えて、
少しずつキレイめを意識した
スタイリングにシフトしてきている
キレイめなファッションのことを クラシカルスタイル なんて呼んだりするんだけど、クラシカルを回りくどく伝えると、
要するに、昔からある定番のファッションってことなんだ。
それがテーラードジャケットやシャツ、革靴だったりする。
② セレブの法廷ファッション
2つ目はセレブの法廷ファッションだ。
2023年上半期にアメリカのセレブ女優 グウィネス・パルトロウ氏 が裁判で着ていたファッションが、今回の火付け役になったと言われている。
グウィネス氏は、連日 法廷にくるときのファッションがスタイリッシュで、
ロゴやブランド名が見えなくても、富裕層を漂わせるアイテムばかりだったんだ。
このスタイルが 色んなところで注目されて、一大トレンドになろうとしている のが 今ココ状態。
このようにファッションのトレンドは、流行の反動や時代の流れに沿って変わりゆくものであり、決して、
次はルーズソックス
流行らせちゃおう。
と 闇の組織のエロい人…じゃなかった、悪い人がなんとなくで決めているものではないんだ。
とはいえ、来月から全員がテーラードジャケットを着るような世界観が広がるわけではなく、長い年月を掛けてクラシカルなスタイルに変わっていくと思う。
僕も少しずつ変化を楽しみながら、洋服を選んでいきたい。
アクションプラン
本日のアクションプランはこちら
セットアップを試着してみる
テーラードジャケットとスラックスでも良いし、シャツとショートパンツでもいい。
今季のトレンドに片足を突っ込んでみよう。
セットアップの試着をしただけで、あなたはファッションの最先端に触れた感覚を味わえるはずだ。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、よろしくお願いいたします。
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