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すごい言語化を要約【日本語は定義付けをしないからあやふやになる】

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自分の思っていることを相手に伝えるときに、言語化 という言葉を使うときがある。

とはいえ、

いまけい

よーし。言語化するぞー。

という 朝食は ケロッグのコンフレーク みたいな手軽な感じではなく、

いまけい

どうしたら相手に
うまく伝わるんだろう…。

繊細に相手と向き合う瞬間 に言語化は生まれる。

つまりあなたが、

本気で何かを伝えようとしたときだ

伝えようと思っていても、どう伝えていいのかわからない。

それを強く感じる瞬間は プライベートの時間ではなく、職場でのコミュニケーションだろう。

なぜなら職場では 仕事の意見を求められるし、こちらも相手に求めるからだ。

そんなときに、

悩んでる人

あっ。えっと…。
良いと思います。

このような返答ではいけない。

返答が薄っぺらいと、外見ばかり気にしている中身の無い人間だと思われてしまう。

そうならないために言語化をする力をつけよう。

言語化の能力が上がることで、本質を突いた意見が言えるようになり、職場での見え方が変わってくるんだ。

そこで本日の男磨きでは、

定義付けを定義する

すごい言語化は型で学ぶ

こちらの記事をあなたにお届け。

ものごとを表現するときに、

やっべぇ!とか すっげぇ!から卒業したい。

そんな悩みを解決する記事になっているので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。

このサイトでは、男磨きをするために必要なことを、わかりやすく伝えるブログを目指して執筆中。

参考になった、面白かったと思ってくれたあなたは、このブログを ブックマークまたはコメント をして頂けたら最高に嬉しいです。

目次

言葉は曖昧なもの

本日の参考文献はこちら。

著者の木暮氏は中2の頃から言語化の方法に興味を持ち始め、30年以上に渡り研究をしている。

木暮氏が社会人のとき、

  • リクルート
  • 富士フイルム
  • サイバーエージェント

上記の会社に勤めていたんだけど、社内の「伝わらない」という問題を肌で感じていた とのこと。

そんな木暮氏が 30年言語化について研究した結果、


  • 2000冊以上の出版サポート
  • 年間 500件以上の商業出版コンサルティング

頭の中で想像するのが難しいほどの、確かな実績を作ることができたんだ。

明確に目標を立てれば それは叶っていく

世の中には少年マンガ顔負けの名言が溢れかえっているんだけど、木暮氏は 半分正解 で 半分不正解 だと考えている。

たとえば、

キヨテル

有名なシェフになりたい。

と 語っている人がいるとしよう。

とはいえ 有名なシェフ とは、どういう状態を指すのだろうか?

  • 三ツ星レストランに選ばれる
  • 毎月の売り上げが 100万以上ある
  • 近所の人がその店に全員通っている

こんな感じで、

有名なシェフになりたい

この表現は言葉にしているつもりなんだろうけど、何も表せていない。

何も表せていないから、どうすればその状態になれるのか わからないんだ。

つまり僕たちが使っている言葉は、とても曖昧なもの だと 理解ができただろう。

言語化とは 頭の中を理解してもらうこと

言語化とは、

自分の頭の中にあるものを

言葉に置き換え 誰かに理解してもらうこと

シンプルなんだけど難しい。

いや、シンプルだからこそ難しいんだ。

自分の頭の中は いっちゃん理解できていると見せかけて、理解できていないことだってある。

ここでもやはり言語化が重要で、具体的な言葉にする必要性があるんだ。

大事なのは言葉を正しく表現することではなく、

自分が頭の中で描いていること

それと同じものを、相手に描いてもらえるような言葉 にすることだ。

自分が表現したい「何」を言葉にして相手に伝えるか。

つい、僕たちは 伝え方 に着目しがちなんだけど、伝えたい 何か のほうが重要なんだ。

「何か」を伝える法則

とはいえ これだけ重要と言ってるからには、

キヨテル

何かしらの
アドバイスが貰えるやろ。

と あなたは思ったかもしれない。

うん、正解だ。

木暮氏は言語化について 30年研究をしてきている。

言語化をおこなうための法則なんて、当然のように発見しているんだ。

その名を PIDA (ピーダ)の4法則 という。

  • 目的 (Purpose)
  • 項目 (Item)
  • 定義 (Define)
  • 表現 (Apply)

上記 4つの英語の頭文字を取って、PIDA (ピーダ) と名付けている。

この 4つの項目を 1つずつ自分の言葉に落とし込んでいくことで、言語化が完成されるという仕組みだ。

それが次のとおり。

STEP
目的の整理

そもそも自分は何のために

言語化をしたいのかを考える

STEP
項目を選定する

何を伝えれば

明確に言語化できるのかを考える

STEP
選定した項目を定義する

その項目は

どういう意味なのかを定義する

STEP
定義が伝わる表現を見つける

定義が伝わるフレーズを使う

今回はピーダの4法則に基づいて、

モテる男になりたい

という言葉を言語化していこうと思う。

1つずつ解説していく。

① 目的の整理

1つ目は目的の整理だ。

何のためにモテたいのか

これを考える必要がある。

これはそんなに考えなくても色々と出てくると思う。

  • 好きな人を振り向かせたい
  • 色んな女性と遊んでみたい
  • 異性からとにかく注目されたい

上記のような感じ。

えっ。みんなそうだよね?

② 項目の選定

2つ目は項目の選定だ。

ここからが大切。

モテたい という表現を言語化する項目は何か。

これを考えていく。

つまり 相手に何を伝えれば、

キヨテル

モテるってそういうことか。

と 理解してもらえるのかを考えるということだ。

今回は実際にモテる要素の上位に入ってくる、

清潔感がある人

こちらを選定して考えることにしよう。

③ 選定した項目を定義

3つ目は 選定した項目を定義することだ。

たとえばだけど、清潔感があることを表現しようにも、

清潔感とは何か?

清潔感が定義されていなければ、言葉にしようがない。

僕が考える清潔感とは、

  • 肌がきれい
  • 体臭がしない
  • 顔が整っている
  • 柔軟剤のいい匂いがする
  • シワのない服を着ている

上記の条件を持ち合わせている人を、清潔感がある人と定義する。

定義付けすることによって、清潔感がある人 という表現に具体性が出たことが理解できたと思う。

つまり僕の頭の中で考えていることが、あなたにも伝わりやすくなっているということなんだ。

いまけい

あの人、清潔感あるなぁ。

キヨテル

・顔整ってる
・いい匂いがする
・シワのない服を着ている

ほんまや、清潔感あるわ。

上記のように定義付けをすることで、清潔感の受け取り方が変わってくる。

この定義付けの考え方は、色んな場面で活用できると思った。

④ 定義が伝わる表現を見つける

最後の 4つ目は 定義が伝わる表現を見つけることだ。

ひと言で伝えるなら、

相手を納得させるための証拠である

僕が考える清潔感のある人は、あなたの頭の中でも想像できるようになったと思う。

とはいえ 清潔感の根っこの部分を話すなら、

なぜ清潔感といい匂いが結びつくのか

ここがまだ解決されていないんだ。

つまり、

清潔感がある = いい匂いがする

上記のように定義したとして、それを証明するために、

いまけい

ホントだもん!
清潔感ある人は
いい匂いがするもん!

と メイちゃん張りに叫んだとしても、

相手は信じてくれない。

相手が信じたり納得をしてくれたりするのためには、客観的な事実が必要になる。

具体的にはアンケート調査のような数字で表している情報だろう。

YouTubeや雑誌などで、女性 100人に聞いた、

あなたが思う清潔感のある人のイメージ

この集計結果の半数以上が いい匂いがする人 だった場合、僕たちは認めざるを得ないし、翌日 こっそりといい匂いのする柔軟剤を購入しに行くだろう。

僕だってというか、僕ならそうする。

以上が ピーダの4法則 になる。

かんたんに表でまとめておいたので参考にしてもらえたら嬉しい。

モテるを言語化する方法

PIDA 4法則考え方の例
目的
[Purpose]
好きな人を
振り向かせたい
伝えるべき項目
[Item]
モテる人の条件は
清潔感のある人だ
項目の定義
[Define]
清潔感の定義付けは
いい匂いがする人
伝わる表現を見つける
[Apply]
アンケート結果で
半数以上を獲得した
ピーダの法則

職場で耳にする 「価値」 の意味とは

特に説明していなかったけど、記事の前半では 頭の中を相手に理解してもらう方法を紹介した。

記事の後半では 価値 の意味 を紹介していく。

価値という単語は、職場で使われることが多い。

  • 価値のある人材になろう
  • 価値のある商品を作ろう
  • 価値のあるサービスを提供しよう

なぜ職場では価値という言葉が連発されるのか。

それは 仕事の世界で言葉にするべき項目というのが それほど多くないから

言葉にすべき項目は次の 3つになる。

  • なぜ それを
  • なぜ 今
  • なぜ 私から

僕たちは社会人になるまでに、あらゆる勉強をしてきたと思うんだけど、最終的に 上記の 3つを伝えることができれば いいみたい。

なんていうか 衝撃を受けたよね。

仕事がデキる人からしたら、

デキる人

そんなの当たり前じゃないか。

とか 思うんだろうけど、僕は衝撃を受けたよ。

木暮氏が言うには、上記の 3つを納得できるように伝えることができれば、

あなたのビジネスはうまくいき

顧客は商品やサービスを買ってくれる

そうだったのか。

仕事で大切な文章は 3つのなぜを解決すること だったのに、僕たちの国語の授業ときたら、

サトシ君が感じたことを

文章中から選んで書きだしなさい

この問題ばかりやっていた気がする。

悩んでる人

なんてことだ。

というわけで サトシ君の感じたことよりも大切な、ビジネスの言語化で必要な項目を 3つ紹介していく。

ビジネスの言語化で必要な 3つの項目

本書では 5つ紹介していたが、本記事では 3つに絞って共有したい。

なぜなら木暮氏も、

自社が提供している価値が言葉で伝わり

他社ではなく自社を選ぶ理由が伝えられ

かつ自社が信用に足る会社だと思って

もらえれば、 顧客の評価は高まります。

上記のとおり 効果が出やすいと記載しているからだ。

もう少し木暮氏の言葉を借りるなら、言語化能力を上げるためのトレーニングは 型に従うこと を勧めている。

「型」とは記事の前半で伝えた、

頭の中を相手に理解してもらう方法

もちろん覚えていると思うけど、清潔感とは何か って話のところだ。

それのビジネス版が、

  • 提供する価値の言語化
  • 他との差別化の言語化
  • 自身の信頼性の言語化

上記のとおりになっている。

そしてこの中から更に絞って 本記事で紹介するのは、

提供する価値の言語化だ

本を読んだ感じ、小暮氏のいっちゃん伝えたい部分はおそらくこの章だと思ったので、こちらをメインに解説していきたい。

提供する価値の言語化

価値を言語化することで、相手がその商品やサービスを購入する理由を理解できるようになる。

「なぜ それを」の部分が 価値の言語化に当たるんだ。

繰り返しにはなるんだけど、本記事では「なぜ それを」の部分しか解説しない。

もっと知りたいという人は、ぜひ本書を手に取ってみてほしい。

小暮氏の CM を一瞬挟みつつ本題へ戻るね。

価値の言語化の考え方は、記事の前半で伝えた方法に似ている。

まずは価値の定義付けをおこなっていく。

とはいえ 前半との違いは 価値の定義は自分で考える のではなく、既に決まっているということ。

価値の定義は次のとおりだ。

  • プラスの変化がある
  • テンションが上がる
  • 強いこだわりがある

1つずつ解説していく。

① 価値とは変化があること

1つ目は変化があることだ。

価値の中で、間違いないと言われている定義付けの条件は 変化があること だ。

つまり商品やサービスを通じて 相手にプラスの変化を起こすことができれば、

その商品やサービスは価値を持つということ

洋服を買いに行くときに お店の スタッフー から、

スタッフー

この素材はグッチと同じ
素材を使用しているんです。

と 熱い気持ちで語られても心が動かないのは、その素材を使った服を着たところで、

どんな変化が得られるのか

想像ができないからなんだ

僕たちが欲しているのは、自分が欲しい変化。

更に言うのであれば、

欲しいけど 一度挫折した変化だ

自分で頑張ってみたけど挫折してしまった変化の場合、それを叶えることができるなら お金を払ってでも叶えようとするって話。

価値を伝えるフレーズ

色々と書いたけど、価値を伝えるフレーズは次のとおりになる。

この商品を使えば、

あなたができなかった

Aの状態から Bの変化が得られます

上記のように伝えてみよう。

そうすれば、相手は価値を感じてくれる。

価値とは相手が求めている変化

これを意識することがビジネスでは大切になってくるんだ。

② 価値とはテンションが上がること

2つ目は テンションが上がることだ。

特定の場所に行くことでテンションが上がる場合、人は高いお金を払ってでも行きたいと感じる。

つまり 自分のテンションが上がるもの は価値になるんだ。

具体的には次のようなところが挙げられる。

  • 高級旅館
  • ディズニーランド
  • アーティストのライブ

自分のテンションが上がる場所だから、高い金額を払ってでも行く。

たとえディズニーが混んでいたり、ライブ会場の音響が聞きづらかったりしていても関係ない。

自分のテンションが上がる場合は、その場所が悪循環でも価値を感じてしまうんだ。

③ 価値とは強いこだわりがあること

3つ目は 強いこだわりがあることだ。

相手が異常なまでに こだわりを持っているものは、

キヨテル

そんなに
魅力的なものなの…?

と その異様さを体感したいと感じて、価値を感じるんだ。

身近な友人がハマってるものに感化されて、そのコンテンツを体験するケースがまさにそれ。

そうやって考えると 僕がアニメを観る習慣は、完全に職場の同僚の影響だと思う。

アニメの話で 2時間ほど平気で語り散らかす彼を見て、

いまけい

そんなにおもろいのか…。

と 感化されたことを 昨日のことのように思い出すことができる。

このように 誰かの 異常なこだわり は、誰かの価値になることがあるんだ。

上記のとおり、

  • プラスの変化がある
  • テンションが上がる
  • 強いこだわりがある

これらは価値があることであると同時に、ビジネスで必要な「なぜ それを 」に当たるということ。

価値にならないもの

先ほど 3つの価値の定義を説明したんだけど、逆にいうと、

それ以外は 価値にならない

たとえば お店で スタッフーに、

スタッフー

めっちゃ良い
素材を使ってます。

と 洋服の説明を受けたとき あなた自身に、

  • 欲しい変化をもたらさない
  • テンションが全然上がらない
  • スタッフーから強いこだわりを感じない

上記のように感情が動かないのであれば、その素材はただ ただ、良い素材なだけ ってこと。

つまり価値にはならないんだ。

価値になるものを理解し、PIDA (ピーダ)の4法則を使って相手にわかるように言語化する。

そうすることで、今までとは違った角度で相手に伝えることができるだろう。

アクションプラン

本日のアクションプランはこちら。

職場での会話から定義付けを意識してみる

何気なく会話している中でのフレーズを抜き取って、

いまけい

●● の定義はなんだ?

と 考えることを意識づけることで 新しい考え方が生まれると思う。

この考え方は仕事だけでなく 異性からの、

彼女

私のどこが好き?

この難題にも 立ち向かえるようになるだろう。

新しい思考を手に入れて、相手に伝わるコミュニケーションをぜひ身に付けていきたいものだ。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、よろしくお願いいたします。

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