僕たちの第一印象はどこで決まるだろうか。
バキバキに鍛え上げた腹筋を見せたときだろうか、それとも お婆ちゃんに席をお譲りしたときだろうか。
結論を伝えると、顔だ。
顔が第一印象に繋がると言っていい。
以前 僕が読んでいたファッション雑誌のアンケートで、こんな質問を女性に聞いていた。
男性の服装で最初に見る箇所はどこ?
このアンケートの 1位が、ブッチギリで 「顔」 だったことを鮮明に覚えている。
服 関係ないじゃん。
つまりファッション誌のアンケートを持ってしても、人の印象は 服よりも顔が重要だと伝えているんだ。
とはいえ、
顔のケアで
できることってなに?
こんな疑問が浮かんでくる。
顔の筋トレといえば PAO が最強だと思っているんだけど、お金も掛かるし継続できるか心配になるだろう。
なので今回は、もっとかんたんな方法をあなたに提案したい。
そこで本日の男磨きでは、
グミを食べよう
口の老化を防ぐエクササイズ
こちらの記事をあなたにお届け。
運動を特別したいわけではないけど、なんかそれっぽいことをやっておきたい。
顔が老けない方法を教えて欲しい。
そんな悩みを解決する記事になっているので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。
このサイトでは、男磨きをするために必要なことを、わかりやすく伝えるブログを目指して執筆中。
参考になった、面白かったと思ってくれたあなたは、このブログを ブックマークまたはコメント をして頂けたら最高に嬉しいです。
老化を防ぐならまずは口から
今回の参考文献はこちら。
著者の 照山裕子 氏 は 歯学博士 と呼ばれる博士号を取得している歯医者さんだ。
そんな博士号を取得している 照山氏 は、本書に次のような言葉を書き込んでいる。
体のなかで
もっとも老化が早いのが口だ
口の強化書
日本歯科 医師会の資料によると、口の老化が始まっている人が 2年以内に 身体的老化 を発症する確率は、
つまり足腰が弱ったり 衰えたと感じたりする人は、すでに 口が衰えている可能性があるんだ。
口が衰えてくると、
- 食事でムセる
- 噛み切れない
- 口臭が気になる
上記の症状が出てくる。
このような症状が出ている場合は注意が必要だ。
なぜなら たとえ年齢が若くても、
口だけ老人 になっている可能性があるから
口だけ老人 というあだ名を付けられた日には、悲しくて夜しか眠れないだろう。
まずは自分の現在地を確認するために、口の老化が進んでいるかどうかの確認をしてみようではないか。
口だけ老人なのか確認すべき 3つのポイント
僕たちが口だけ老人になっているかを確認する方法は次の 3つ。
- 噛む力
- 舌の力
- 唾液の量
1つずつ解説していく。
① 噛む力
1つ目は噛む力だ。
口の老化 によって衰えてくるのは、噛む力になる。
この嚙む力は僕たちの大好きなグミを使うことで、かんたんに確認ができる。
やり方は次のとおり。
グミをひと粒 口に入れて
飲み込むまでに 何回噛んでいるか
グミの硬さにもよるんだけど、ひと粒につき 30回 ほど噛むのが平均的な数値。
この数値よりも 少ない回数 でグミを飲み込んでいれば、
という ひとつの目安になるんだ。
歩かないと足腰の筋力が落ちるように、よく噛んでいないということは、口の筋肉を動かしていないということ。
つまり 口の筋力が衰えてしまうことにつながるんだ。
② 舌の力
2つ目は舌の力だ。
当然 舌の力を確認する方法もあるので紹介。
ここでもみんなが大好きなグミを使用する。
グミを歯ぐきの裏側に舌で押し付けて
何秒間キープできるか
歯ぐきの裏側と言われても なんのこっちゃ分からない と思うので、下記の画像を参考にしてほしい。
このスポットと呼ばれる位置にグミを舌で押し付ける。
10秒キープできない、若しくは できたとしても疲れてしまう場合は、舌の力が弱まっている証拠になる。
舌の力は歯科医から注目されている
著者 照山氏の主張は 舌の力が、
口の健康ひいては
体全体の健康にかかわる重要な要素
上記のように伝えている。
歯科医の方々が、患者さんの口の健康を測るときに いっちゃん注目する のが 舌の力なんだ。
学術的に 舌の力 はもっとも信頼度が高い指標とされ、各種の研究が進められている分野になっている。
極端なことを言うと、
舌の力さえしっかりしていれば
口の健康は維持できる
歯科医の方がこれぐらい強気な発言をしているのだから、舌の力の重要性が タンタン と伝わったのではないだろうか。
舌だけに。
③ 唾液の量
3つ目は 唾液の量だ。
歯科医界隈では 唾液のことを、
口を掃除してくれる天然のシャワー
と 呼んでいる。
歯医者さんで働いていると 患者さんから、
- ものが食べにくい
- ムセやすくなった
上記のような相談をされることが多い。
その原因は何を隠そう、唾液量が減っていることで 食べ物をまとめる力 が無くなっているからなんだ。
唾液が作られる仕組み
唾液が作られるのは 口のまわりにある、
3つの唾液腺を刺激することだ。
これらの唾液腺を口を動かして刺激を与えれば、誰でも唾液を出すことができるんだけど、その習慣が少なくなると、次第に 唾液が出にくい体質になってしまうんだ。
唾液の分泌量
1日に分泌される唾液量は、約 1.5リットル ほど出る。
これの内訳は、
- 自然に出る唾液
- 刺激されて出る唾液
上記の 2つ。
前者の唾液は年齢を重ねることで、唾液腺の機能が弱まり、どんどん減っていくんだ。
水不足です。
しかし諦めないでほしい。
後者の唾液は口まわりをしっかり動かしていれば、刺激によって唾液の分泌が促進されるので、唾液量を増やしていくことができる。
唾液は自分で作リ出す回復魔法
もう少し唾液について書いていきたい。
僕たちが作り出す唾液には、
- 修復作用
- 自浄作用 [じじょうさよう]
上記の作用がある。
1つずつかんたんに説明していく。
修復作用
修復作用は言葉のとおり、口の中を修復してくれる機能のこと。
口内炎ができた時、
口内炎ができた。
痛いなり。
って 誰しもが コロ助状態 になると思うんだけど、アレって何日か経つと、
治ってる…。
いつの間にか治っていたりする。
あれがまさに唾液の力。
修復機能が炸裂している状態なんだ。
自浄作用
次に自浄作用だ。
自浄作用をかんたんに伝えると、
口が乾くと口臭がキツくなるのは、自浄作用の機能が低下しているからなんだ。
なので口臭が気になってガムを噛む人がいるけど、あの行為はあながち間違いではない。
いや、寧ろ正解だ。
あなたの口は衰えていないだろうか
ここまでをザックリまとめると、
- 噛む力
- 舌の力
- 唾液の量
上記の 3つを最大限に鍛えている人は、ほぼいない ということ。
あのピンチでもワクワクする、
悟空ですら、あやしい。
ふわっふわのパンケーキ や 飲むだけで栄養が摂れるサプリメントなどが世の中に溢れすぎてしまい、口の力の衰えは すべての年齢層で見られている。
体全体の不調につながる 口だけ老人の予備軍 が、たくさんいるという事実を受け入れなくてはいけないんだ。
口を鍛えるのにグミを使う理由 3選
口の衰えを確認するときにグミを使用したんだけど、鍛えるときにもグミを使用する。
グミを使う理由は次の 3つ。
- 複雑な噛み応え
- シンプルに美味い
- 専門分野で使っている
1つずつ解説していく。
① 複雑な咀嚼運動が期待できる
1つ目は複雑な噛み応えだ。
噛む力をつけるためにガムを噛むというのも悪くないんだけど、グミの場合はガムとは違って、
グミを食べるときに、
- 舌の上で転がす
- ゆっくり舐める
- しっかり噛み切る
- 歯でぐいぐいと押し込む
上記のように、口のなかの機能をフル活用しているということ。
つまりグミを食べるだけで、口の中で次々と変わるかたちや大きさの変化に適応するために、舌を使った複雑な咀嚼運動ができるんだ。
② シンプルに美味い
2つ目はシンプルにグミが美味いことだ。
こんなに美味いものを、
食べたくない。
という人がいるのだろうか、いや、いない。
カロリーも低い
とはいえ グミをパクパク食べたら、
太ってしまうかもしれない。
と 心配してしまうかもしれないんだけど、1回で使用するグミはたった 4粒だけ。
グミにもよるんだけど、1粒が10~20キロカロリーなので、4粒なら 40~80キロカロリーになる。
なんていうか、太らないと思う。
③ 専門分野で使っている
3つ目は専門分野の人たちが検査で使っていることだ。
グミと聞くと口の健康に結びつかないと思うんだけど、グミは 咀嚼能力検査 で長く使われており、実は信頼度の高い材料だったりする。
こうした背景も踏まえ、日本歯科医師会のホームページには、
手づくりグミのレシピも掲載中。
グミのこと認めてますね。
歯科医に認められているお菓子。
それがグミなんだ。
口の鍛え方 3選
前置きが長くなったけど、口の鍛え方を説明していく。
用意するものは次の 2つ。
- グミ
- 水 または お茶
口を鍛えるタイミングは、寝る前以外だったらいつでもOKで 1日に 2回おこなう。
推奨グミは果汁グミみたいな 硬すぎず、柔らかすぎずなグミ なんだけど、僕はハリボーが好きなのでハリボーでおこなっている。
口を鍛える具体的なやりかたは次の 3つ。
- 舌ポジ リセット
- 3・3・7 拍子噛み
- 仕上げの毒出しうがい
1つずつ解説していく。
① 舌ポジ リセット
1つ目は舌ポジ リセットだ。
まずはグミを口に含み、舌の上にのせる。
これは舌の力を確認する方法と全く一緒だ。
一応おさらいしておくと、
上記の画像をのように、スポットと呼ばれる箇所に舌を使ってグミを押し付ける。
その状態で 10秒キープ。
これは運動をする前の準備体操みたいなものなんだ。
モグモグする前にしっかり取り組んでほしい。
② 3・3・7拍子がみ
2つ目は、3・3・7拍子がみ だ。
食事をするときに親や先生から、
30回噛むようにしましょう。
だなんて 落ちているゴミがあったら 誰かの代わりに捨ててあげましょうレベル でご教授いただいてる言葉なんだけど、実際に実行しようとするとなかなかできないものだ。
そもそも なぜ 30回噛むことができないのかというと、
つまり数をかぞえることで、他のことができなくなってしまう のがやり辛さの要因。
そこで開発されたのが、3・3・7拍子がみなんだ。
リズムが取れると無意識に噛める
3・3・7拍子って数をかぞえなくても叩くことができる。
3回叩いて次も 3回。
最後は 7回だ。
こんな風に考えて叩いている人はいないだろう。
ほとんどの人がリズムで覚えているんだ。
だから数えなくても 無意識レベルで噛むことができるということ。
頭の片隅に入れておくことは、
左右で 1回ずつおこなえば 26回噛める
30回に届いてはいないけど、確実にいつもより嚙む回数は増えているだろう。
僕の友人の親戚の友達の弟のマイケルも、
流暢な日本語で 大絶賛しているんだ。
そんなマイケルもお勧めしている 3・3・7拍子 がみ のやり方は次のとおり。
舌ポジ リセット のグミを舌で
左側の歯に持っていき
3・3・7拍子のリズムで噛む。
次に舌で右側の歯にグミを持っていき
右側の歯でも
3・3・7拍子のリズムで噛む。
さらに左側で同様に噛む。
グミが飲み込めるまで
2と3を繰り返す。
飲み込んだらもう 1つグミを取り出し
2セット目をおこなう
仮に左右 1往復で飲み込んだとしても、2粒のグミを食べることで 52回噛むことになる。
1日 2回やれば 104回だ。
1か月続けたら約 3000回も噛む回数が増えることに。
これは侮れないリズム運動になる。
③ 毒出しうがい
3つ目は 毒出しうがいだ。
毒出しうがいとは、かんたんなうがいをするだけで口の中をきれいにし、
やり方もシンプルで、歯のあらゆる面に向けて 強く速く水をぶつける動作を繰り返すだけ。
このとき口の表面の筋肉を使っていると見せかけて、じつは 舌の力をかなり使っているんだ。
なぜなら強く速く水をぶつけるためには、口に含んだ水を舌でしっかりとキープしなければならないから。
グミの食べかすをキレイにしながら舌を鍛えることができる、一石二鳥のトレーニング。
それが毒出しうがいになるんだ。
毒出しうがいの具体的なやり方
毒出しうがいの具体的なやり方は次のとおり。
まずは水を口に含む。
口に含んだ水を歯に向けて
クチュクチュ とできるだけ
大きな音になるように うがいをおこなう。
10回 クチュクチュ と
うがいをしたら吐き出す。
そんなに難しいことではないんだけど、意識しておこなうと口が疲れてくる。
4か所の歯をめがけておこなう
毒出しうがいは計 4回おこなうんだけど、その理由は 4か所の歯をめがけておこなう からなんだ。
ざっくりと伝えると まずは上の歯をおこない、
次に下の歯をおこなう。
上下が終わったら次は左右をおこなう。
左右は奥歯を狙うイメージでうがいをすると、いい感じにうがいができる。
どちらからでもいいけど、今回は左から。
左をおこなったら反対側の右も、
同じようにうがいをおこなおう。
流れとしてこんな感じだ。
それにしても、こんなにうがいと真剣に向かいあう日が来るとは思わなかった。
でも今回みたいに意識しておこなうと、口のすすがれ方が全然違うことを実感できるはず。
ぜひ、試してみてほしい。
アクションプラン
本日のアクションプランはこちら。
グミを食べよう
健康のためにグミを食べようだなんて断る理由がない。
結局、ハリボーが美味いんだよねぇ。
1日 4粒だけ食べて、赤子のころのようなヨダレだらけの時期に戻ろう。
そしておいしく健康になろう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、よろしくお願いいたします。
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