相手が喜ぶことはなんだろうと考えた時に、大半の人は、
キヨテル褒めることだ。
と 言うかもしれない。
それも 1つの答えなんだけど、実は人が喜ぶ行為はもう 1つある。
ハイキュー!! に 出てくる 青葉城西 高校 は、キャプテンである及川さんがメンバーに指示を出し、監督は後ろでその光景を見ていることが多い。
あれは監督が指示をするのが面倒だから、仕方なくキャプテンがおこなっているわけではなく、キャプテンにある程度の指示を任せているからなんだ。
これは 監督が及川さんのことを信じているからできる行為であり、そんな描写は描かれていないけど、信じてもらえている 及川さんは、もれなくテンションがブチ上がっている。
それが 本記事で紹介する 相手を承認する ということなんだ。
そこで本日の男磨きでは、
承認は プレゼント ではなく 食事
人を動かす 唯一の方法を紹介
こちらの記事をあなたにお届け。
やる気の出る声掛けをしたい。
優秀な人は何を考えて 声掛けをするのか知りたい。
そんな悩みを解決する記事になっているので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。
このサイトでは、男磨きをするために必要なことを、わかりやすく伝えるブログを目指して執筆中。
参考になった、面白かったと思ってくれたあなたは、このブログを ブックマークまたはコメント をして頂けたら最高に嬉しいです。
承認とは相手に重要感をもたせること
本記事の参考文献はこちら。
ポチップ
本書の結論は、あなたが相手に贈る言葉によって、
キヨテル俺って必要とされてるんだ。
重要な存在なんだ。
と 感じてもらえるかどうか。
この ひと言 に尽きるんだ。
とはいえ、
悩んでる人その贈る言葉が
わからないから困っている。
っていうのが あなたの気持ちだろう。
なので 本記事では 相手の承認を満たす、
- 任せかた
- 褒めかた
- 部下への接しかた
上記の解説を本書を参考にして説明していく。
① 承認を満たす 任せかた
1つ目は 任せる方法だ。
記事の冒頭で説明した青葉城西の監督みたいに、キャプテンが試合の指示を出すのを、後ろで見守るやり方がいい例だと思う。
勘違いとしてよくあるのは 任せることを、
あなたの後輩がミスをしたときに、
キヨテル自分でやったんだから
俺は知らないよ。
と 結果や責任から逃れようとするのは、丸投げ行為になる。
任せる行為とは あなたが示した指示とは 多少 違っていても、方向性が間違っていないのなら、ある程度は根気強く見守れることだ。
そして 取り返しが付かなくなりそうなときにだけ、アドバイスをおこない軌道修正をする。
つまり 任せる行為は 放置する訳ではなく、常に見守る行為と言ってもいいだろう。
その安心感があるからこそ、自分で考える力が芽生えて向上心が生まれていく。この向上心が生まれる大きな要因は、俺の指示通りに動け ではなく、
という 明確な行動が伝わるからなんだ。
つまり 相手のモチベーションが上がる瞬間は、指示を受けた項目を、ちゃんと任せてもらい、その行動を認めてもらったときと言える。
だから昔の時代は 上から、
上司ああしろ、こうしろ。
と 言われたら 文句も言わず動いていた みたいなウワサを聞いたことあるけど、多分 それはウソで 文句は言っていたし、モチベーションも下がっていたと思う。
30代、40代以上の人たちも 指示命令ではなく、承認されて任せてもらう方が行動するに決まっている。
つまり 承認力とは 強豪校の野球部キャプテンが、
引退試合の最後に 監督から言われる労いの言葉
みたいなものではなく、寮生活で食堂のマダムたちが 毎日のように作ってくれる、
- カツ丼
- ラーメン
- カレーライス
上記のような身体を動かす エネルギー源 みたいなものなんだ。
年に一度の特別な言葉ではなく、毎日 伝える声掛けが 相手の承認力を高めることを理解しよう。
② 承認を満たす 褒めかた
2つ目は 褒める方法だ。
褒めることの本質は 感謝や優しさからくるものなんだけど、褒めるのって実は 難しいことだったりする。
この結論を伝えると、褒められる相手は 自分が求めている褒め言葉じゃないと テンションが上がらないって話。
容姿がキレイな人に、
キヨテルすごく 綺麗ですね。
と 伝えても、そこまで喜ばれることなく、
女性あ、どうも。
なんて言われ、ポケモンで例えるなら、
効果はいまひとつのようだ…。
上記のように、褒め言葉を流される経験をした男性は多いはず。
つまり 承認を満たす褒め言葉は、ありきたりな言葉でダメだ ということ。
だから 褒め言葉をかけるときは 技術が必要になる。相手が満たされる声掛けは かんたんではないんだ。
コツではなく経験が必要
とはいえ この技術は ちょっとしたコツで、かんたんにできるというものでない。相手のことを、
- よく見る
- どんなことを思っているのか考える
- ①と② を踏まえて 褒め言葉を伝える
上記のステップで、相手のことをよく理解したうえで褒め言葉を伝えなければ、承認力は上がらないんだ。
言葉にしていなくても、相手の行動を見ることで、この人は、
- 嫌なことを率先しておこなっている
- 後輩にアドバイスし 助けてくれている
- 小さなことに気づき 改善してくれている
このような よく観察をしないと気づけない部分を見極めて、相手がいっちゃん聞きたい 褒め言葉を伝える。
だからコツではなく、経験を積むことが必要って話。
承認力を高めるためには、まずは相手に興味を持つことが スタート地点になるんだ。
③ 承認力を満たす 部下の接しかた
3つ目は 部下への接し方だ。
この結論は 3つあり、それが次のとおり。
- 任せられる 仕事を探す
- 客先と同じように もてなす
- 部下の現状を 敢えて伝える
かんたんに解説していく。
1. 任せられる 仕事を探す
任せることが上手な上司は、生まれ持ったセンスで仕事を振り分けているのではない。常日頃から、
上司彼には
この仕事を任せれそうだ。
と 現在の業務と部下の力量を照らし合わせながら、任せても大丈夫なことを 一生懸命探している。
つまり 面倒だから振っているのではなく、しっかりとした考えが存在するんだ。
もちろん そのあとは放置する訳ではなく、見守る状態で任せるのが、承認力を高める方法になるし、この采配もすぐにベストマッチが見出だせる訳では無い。
こちら側が少しずつ、見極める力を養っていく必要がある。積み重ねていくしかないって話なんだ。
2. 部下を客先と同じように もてなす
部下との接し方で意識したいことは、
キヨテル僕は会社にとって
重要な存在なんだ。
と 感じてもらうことだ。
そのためにおこなうことの結論は、
お客様だとわかりづらい場合は、あなたの好きな人とかでもいいと思う。
例えば 好きな人と はじめて食事に行く場合、
- 場所の選択 ➡ 良い店を選択する
- ドアの開閉 ➡ もちろん おこなう
- 椅子に座る ➡ もちろん 引いてあげる
- 料理が来る ➡ もちろん 取り分ける
- ドリンク ➡ 切れる度に 注文する
- デザート ➡ もちろん 勧める
- 相手の会話 ➡ もちろん 真剣に聞く
- 食事の会計 ➡ もちろん 払う
- デート終了 ➡ もちろん 感謝を伝える
男磨き隊の読者は 好きな女性との食事代を、
キヨテルもちろん 払う。
と 答えるのは 言うまでもないんだけど、上記の行為は 自分にとって対象の人が、
大切な人だと伝える メッセージになる
つまり 仕事で置き換えるなら、営業の外回りをする部下がいる場合、出発前には、
上司事故には 気をつけて。
と 声を掛けるし、帰宅時には、
上司お疲れさま。ありがとうね。
と インスタントコーヒーを入れてあげる。
こういう小さな積み重ねを続けることで、
キヨテルこれ完全に
大切にされてるわー。
と 感じられ、部下の承認力が高まっていくんだ。
尊敬とは 社歴の差ではなく、自分に対してどれだけ尽くしてくれたのかでされていくもの。
この本を読み ふと思い返すと、自分が尊敬している先輩たちは、自分のために時間を使ってくれた人たちばかりだと気づく。
全員が全員、尊敬される人になりたい と思っている訳では無いけど、そういう人を目指す場合は、是非 実践してみてほしい。
3. 部下の現状を敢えて伝える
色んなことを伝えてきたけど、毎回コーヒーを購入する訳にはいかないし、何でもかんでも褒めていては 部下 が 調子 と書かれた、箱の上に乗り出すかもしれない。
なので もう 1つ、承認力を高める方法を伝えておきたい。それが部下に直接、
この方法が 僕の中では最強だと思っている。
マザー・テレサの言葉に、
愛の反対は 憎しみではなく 無関心
という 名言があるんだけど、要するに 自分に興味を持たれていない と感じるのが いっちゃん 辛いってこと。
集団生活で無視されることは 精神がおかしくなる。無視を促す行為は、放火同等の重罪だと個人的には思っている。
話が少し逸れたので 元に戻すと、無関心の反対は 関心を持たれることであり、それを部下が感じる方法が、
- お願いした企画書、半分まで完成してるね
- 今回の整理した資料、とても見やくなってる
- 今は備品の在庫確認を やってくれてるんだね
上記のように、現在 部下が取り組んでいることを 敢えて伝えていくことだ。
上司から共有されることで、
- 行動内容を知られている
- 修正や指摘の有無を確認できる
- 方向性が間違っていないと理解できる
- その結果、自信を持って 仕事ができる
このように 上司の方から 現状を伝えてもらうことで、
キヨテル上司は自分に
興味をもっているわ。
と 必ず感じる。
なぜなら 上司が自分のことを見ていない限り、現状に気付けないから。
見てもらうのは 自分の容姿とかではなく、自分の頑張りに対して という話で、その部分を上司と共有することを嫌がる部下はいないだろう。
だからこそ、部下をよく見ることが大切。見て頑張りに気付くことが承認力を高めるポイントなんだ。
【番外編】上司の承認力を高める方法
ちなみに 部下だけではなく、上司の承認力を高める方法も書いてあったのでかんたんに紹介しておく。
上司の承認力を高める方法は 実にシンプルだ。それが次のとおりで、
一に報連相、二に報連相
三 四がなくて、五に賞賛
上司というのは 基本的には頼られたいと思っている。
なぜなら頼られる行為は 上司の存在価値を増し、組織の中での 自分の位置を強く確認できるから。
で、報連相をおこなう行為は 上司のことを、
- 信頼している
- 頼りにしている
上記の気持ちを伝える、もっとも 効果的な手段なんだ。
賞賛をおこなう理由もシンプル
では賞賛は、なぜ必要なのだろうか。
この理由は とてもシンプルで 上に行けば 行くほど、褒められる機会が少なくなるから。
実は 上司たちは、僕たち以上に賞賛に飢えている。
賞賛のコツは 自分がどう変わったのかを伝える
とはいえ 上司を褒めるは、正直に言ってレベルが高いと思う。
大きな仕事を終えた後に、
キヨテル完璧な計画でしたね。
と 伝えたところで、上司の承認力は上がらないだろう。
なぜなら その褒め言葉は、上司が部下から欲している褒め言葉ではないからだ。
上司を褒めるときのポイントは、
- 資料がわかりやすい
- 努力家を惜しまない
- 物凄い 売り上げを叩き出した
上記のような 上司のおこないに注目するのではなく、上司の行動を見てあなた自身が、
どんな影響を受けたのかを伝えることなんだ
先輩、上司の活躍を見て、
- 読書を始めました
- 最近は プレゼンの練習をしてます
- 挨拶の大切さを改めて実感しました
こんな感じで 上司の影響を受け、具体的に以前と何が変わったのかを伝えると承認力は上がると言っていい。
なぜなら 人間という生き物は、誰かに影響力を与えてみたいと思っているから。
だから 自分の活動で人の行動が変わったなんて事実を聞いたら、アドレナリンが出て仕方がないんだ。
つまり めっちゃ喜ばれるってことになる。異論は認める。
アクションプラン
本日のアクションプランはこちら。
人の行動を見る
相手を褒めたり 業務を任せたりするには、まずは相手のことを理解しなくてはいけない。
やみくもに褒めればいいってものじゃなく、求められている言葉を求めている人に届ける。
それがうまくいくことで 相手は承認力が上がり、誰かのために動こうと思ってくれる。
これからの日本は少子化により、会社に満足のいく人材が入ってこなくなると思う。
今いる後輩を大切にしなくちゃいけないなー。と思う、今日この頃です。
最後に著者が ローランドみたいな言葉を書き留めているので、それを紹介して終わろうと思う。
認める行為は、言ってみれば生き方ですから。2種類の人しかいないんですよ。隙あらば人を認めようと思って生きている人と、いつ自分は認められるんだろうと ずっと待っている人と。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、よろしくお願いいたします。
こちらも 人気の記事です。
コメント