あなた、怠惰ですね。
この言葉の意味を調べると、
すべきことをなまけて、だらしない様子
上記のとおり 辞書に記載されている時点で、客観的に見てもマイナスのイメージを持つ言葉になっている。
あなたも 誰か からこの言葉をかけられた日には、
この人 嫌いかも…。
って なるだろう。
だからこそ僕たちは「怠惰」という言葉に対して、敏感に反応してしまうんだ。
男磨き隊の読者は 屈強の猛者揃い だと、僕の中で噂されている。
当然 怠惰な生活とは、無縁の生活をおくっていると思う。
とはいえ 本心としては、ときには怠惰になって心身を休ませたいはずだ。
そこで本日の男磨きでは、
怠惰ってなに?
身体の SOSに気付ける方法を紹介
こちらの記事をあなたにお届け。
疲れたときに素直に休めない。
怠惰という言葉に締め付けられている。
そんな悩みを解決する記事になっているので、ぜひ最後まで読み進めてほしい。
このサイトでは、男磨きをするために必要なことを、わかりやすく伝えるブログを目指して執筆中。
参考になった、面白かったと思ってくれたあなたは、このブログを ブックマークまたはコメント をして頂けたら最高に嬉しいです。
怠惰は資本主義が生んだ偽りの言葉
本日の参考文献はこちら。
著者によると、怠惰のウソは米国の建国以来の歴史と深く関連しているみたいで、お金を稼ぐことが正義みたいな価値観が、
勤勉を善
怠惰を悪
上記のように 頑張った人は素晴らしいけど、サボってる人は社会的 価値を感じない みたいな感覚が、全国共通の認識になり 現在に至るという話だ。
今のは冷たい表現だったけど、僕たちは色んな場面でそれらを目撃している。
- 身体の限界まで練習をするスポーツ選手
- 徹夜で動画編集をしている人気 YouTuber
- 絶望の淵から這い上がる人気アニメの主人公
つまり形はどうあれ、僕たちもその感覚を持っているし、理想のみをいうならば それが正しいと思っている。
著者も当然その中の 1人で、頑張って働くことが正義 みたいなところがあった。
あったというか 僕がこの本を読む限りだと、それがすべてみたいな人だった。
本の内容をかんたんにまとめるなら、次のとおりだ。
著者は仕事に無理が生じて 原因不明の病気に掛かり、しばらくの間 強制的に休息を取らされることになる。
最初は休むことは悪だと考えていたので 今の環境が絶望でしか無かったんだけど、気持ちとはうらはらに 自分の体調が改善されていくのがわかったという。
それを体験したことで、
休憩めっちゃ大事やん。
ってなり、この気持ちをみんなに共有したい って思ってペンを取ったとのこと。
本を読ませてもらった中で僕自信が共感できたことをあなたに伝えていきたいと思う。
それが次の 2つになる。
- 怠惰のウソ
- 相手の気持ちに共感する
1つずつ解説していく。
① 怠惰のウソ
1つ目は 怠惰のウソだ。
怠惰のウソとは、
バキバキに働くことは
のんびりするより道徳的に優れている
もっと火の玉ストレートな表現で伝えるなら、
生産性の高い人は
生産性が低い人より価値がある
記事の冒頭でも伝えたけど、この価値観は世の中の常識になっている。
- 僕たちの働きかた
- 人間関係での境界線の引きかた
- 望ましい人生についての考えかた
上記の考えは、怠惰のウソ が影響している。
とはいえ 僕たちは 怠惰のウソ を親や先生たちに叩き込まれた記憶があるだろうか。
答えは クノールも顔負けの じっくりコトコト と長い時間をかけ、
- 漫画の主人公から
- テレビの名場面から
- 尊敬している先輩から
観察とパターン認識の中で少しずつ 怠惰のウソの思考を吸収していたんだ。
この 怠惰のウソ がきっかけで僕たちの中に次のような感情が芽生えている。
それが次のとおり。
- 自分の限界を疑うこと
- できることはまだあると思うこと
1つずつ解説していく。
1. 自分の限界を疑うこと
最初にやりがちなのが、自分の限界を疑ってしまうことだ。
勉強や仕事をしているときに、身体が疲れてきたり 眠くなったりする現象は誰だって経験があると思う。
そんなとき 真面目に取り組んでいる人ほど、疲れた という気持ち を否定したくなるんだ。
本来なら僕たちの身体は早めに危険信号を送り、
- 風邪
- 空腹
- 精神的 疲労
上記の不調を知らせてくれる。
しかし 怠惰のウソ によると、この有益なサインは 僕たちをダメにするもの として捉えてしまうんだ。
こういう考えかたの怖いところは、心身の欲求を否定しているので、
自分を守ることがとても困難になる
僕もあなたも体力の限界があることを、改めて理解しよう。
休みたいという衝動は 決して怠惰なんかではない。
あなたの身体から送られてくる SOSなんだ。
2. できることはまだあると思うこと
次にやってしまうことは、できることは まだある と思うことだ。
怠惰のウソ は あなたに現実離れした生産性を追求してくる。
仕事をどれだけ頑張ってもラクになることがない。
そんな経験をしたことはないだろうか。
人より早く仕事が終ると、
じゃあ、もう少し
やってもらおう。
こんな感じで 人に頼まれたり、何か手伝わないといけない雰囲気になったりする。
ほかにも大会で優勝をした場合は、おめでとうと祝福をされたあとに、
- 次は連覇を目指そう
- 他のタイトルを獲ってみよう
と 永遠に何かを要求されるんだ。
怠惰のウソ は上記のような方程式を作るけど、どこまで頑張ればいいのか という合格ライン は決して教えてくれない。
つまり 目標地点を半永久的に動かされることで、
どこかの時点で
必ず失敗するように仕組まれている
もしかしたらあなたも、
もっとできるはずだ…!!
という 怠惰のウソ のせいで、頑張っていることの辞めどきが わからなくなってはいないだろうか。
ゆっくり穏やかに生きることを 悪 と感じてしまうのかもしれないけど、それは悪いことではない。
僕たちは あれもこれもやらなくていいんだ。
何ごとも落としどころを決めておくことは大切だということ。
そう、ただそれだけのこと。
② 相手の気持ちに共感する
2つ目は相手の気持ちに共感することだ。
これはどういうことかというと、世間一般的に言われている 怠惰な人たち が、なぜそのような行動を取っているのかを聞きだし、その答えに納得をしていく行為だ。
つまり なまける行動に行き着くまでに、
何かしらの原因や理由があるということ
そこの理解をしている場合と理解していない場合だと、相手を思いやる気持ちが変わってくる。
僕たちが頑張りすぎない方法を選ぶのに、既にそういう行動を取っている人たちを否定する のは 矛盾が生じるって話なんだ。
という訳で 怠惰 と呼ばれ続けてきたであろう 2タイプを紹介していく。
それが次のとおり。
- 抑うつ状態の人
- 先延ばしにする人
1人ずつ解説していく。
1. 抑うつ状態の人
1人目は 抑うつ状態の人だ。
抑うつ状態をひと言で伝えるなら、
もう少し細かく表現するなら、
- 眠りが浅くなる
- 自己評価が下がる
- 意欲や興味の低下
- 思考や集中力の低下
上記のとおりになる。
うつとの闘いはフルタイムの仕事
うつと闘っている人はフルタイムの仕事だと考えてもらうと理解がしやすいと思う。
常に脳がネガティブな思考と感情を生み出してくるので、それと常に闘い 脳が疲弊しているんだ。
長時間の睡眠を取るのは、闘い終わった脳を休めるためだという。
とはいえ 長時間 寝たとしても、睡眠の質が低い。
たとえ 8時間睡眠ができたとしても、健康な人のように疲労が取れないんだ。
身体を動かすことだけが、疲労に直結するとは限らない。
何もしてないように見えても、頭の中は 週末の飲食店張りの忙しさを実践している のが、抑うつの人たちになる。
2. 先延ばしにする人
2人目は 先延ばしにする人だ。
先延ばし癖で動けなくなる人たちも理由があって動けないことが多い。
具体的には次のようなことだ。
- 取り組むのが不安で動けない
- どう手をつけていいのかわからない
- ①と②の 両方で悩んでしまっている
先延ばしする人の特徴をひと言で伝えるなら、
例えば 美術作品を作成しようとしたときに、頭の中ではすごい作品を作っている理想的な自分が浮かんでいる。
しかし すごい作品の作りかたが わからない状態だ。
その理想と現実のギャップが埋めれなくて、だんだん情けない気がしてくる。
そして気を逸らすために、ゲームとか始めるんだけど、作業が進むわけではないので更に不安が強まっていく。
結局 作品作りがギリギリになり、中途半端な作品が完成してしまう。
決め台詞に、
自分は怠惰な
ダメ人間だ。
と落ち込むことになるだろう。
先延ばしにする人は、実は完璧主義な人が多い。
うまくやろうと思い詰めて、非現実的な高いハードルを設定していることがある。
僕たちから 今よりも低めの目標に切り替えるアドバイス ができれば、結果が変わってくるかもしれないんだ。
アクションプラン
本日のアクションプランはこちら。
やりたくないなぁ。
っていう 感情が生まれたら、
報告サンキュー 。って思いながら休憩する
僕たちは作業中に予定外の休憩を挟むと、罪悪感を感じながら休んでしまう。
つまりあなたにとっての大切な休憩時間が、
しかし 今日からは堂々と休むもう。
せっかくあなたの身体が SOSを出してくれているのだから、あなたはそれに応える義務がある。
罪悪感を取り除いた突発的な休憩は、身体をしっかりと休めてくれるし、その後の作業もリフレッシュして取り組めるはずだ。
僕たちはどうやら頑張りすぎていたみたいだ。
もっとリラックスして毎日を過ごしていこう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、よろしくお願いいたします。
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