突然ですが、あなたは今年の目標を決めましたか?
きっと何かしら決めていると思います。
やることが決まったらあとは習慣化させて、目標達成に向けて継続していくだけです。
でもちょっと待ってください。その習慣化ができないから僕たちは困っているんですよね。
小さなことでも大きなことでも、目標ができることは素敵なことです。しかし継続していかなければ何も変わりません。
そこで今回の男磨きでは、自分のために考えた目標を最後までやりきれる記事を用意しました。
習慣化できるコツを掴んで、良いスタートダッシュができるようにしましょう。
ブログを聞き流ししたい方はこちらからどうぞ。
無意識におこなう行動=習慣化
今回の記事の 1番重要な部分。
習慣を手に入れる結論を先にお伝えします。
例えばですけど、
- もし歯ブラシにハミガキ粉を付けたなら
- もし喉が渇いたなら
という状況になったらあなたはどうしますか?僕なら下記のようにします。
- ハミガキ粉を付けたなら歯を磨きます
- 喉が渇いたら水を飲みます
これは日々の生活の中で無意識におこなう行動です。
つまり if-then プランニング をかんたんに説明すると、
素敵な目標を掲げたけれど、やり抜く自信がない。
そんな男性陣はぜひ参考にしてみてください。
やり抜く習慣を4つのポイントで紹介
こちらの著者、ハイディ・グランド・ハルバーソン教授は、コロンビア大学で博士号を取得した心理学のスペシャリスト。
モチベーションと目標達成の分野の第一人者です。
今回は 9つの習慣の中でも参考になる部分を 4つにまとめました。
記事の最後では明日からできる「アクションプランを 2つ」紹介します。
気になる方は最後まで読んでくださると嬉しいです。
習慣①:目標には具体性を与える
1つ目の習慣は、目標に具体性を与えましょう。
なぜなら具体的な目標にはやり抜く力を与えてくれるからです。
例えばですけど、あなたが痩せるという目標を立てたとします。
その時に具体的な目標がない場合はどうなるか考えてみましょう。
痩せたいけど何をしたら
いいんだろう?
とりあえず今日は白飯を
少し控えてみよう。
少しってどれくらい
減らすつもりなんだろう…?
でも今日は仕事を頑張ったから…。ドーナツ食べちゃおう!!
いつもよりカロリーが
増えてる気がする…。
上記のように具体的な目標がないとどうなるか。
おそらくですが辛くないと感じる行動に流されてしまい、最終的には何もやらなくなってしまいます。
では具体的な目標がある場合はどのように変わるのでしょうか。
- 目標が 実現できた ときに、はっきりと分かる
- できなかった場合は 何が原因 かはっきりと分かる
つまり具体性があると、どちらの結果になっても原因が分かるようになります。
では具体性をどのように見つけ出せばいいのでしょうか。
具体性の見つけかた
目標の具体性は自分が どのような状態なら成功 だと感じられるのかを考えます。
ダイエットで例えるなら、5kg痩せることができたら成功と言えるでしょうか?
これだと具体性に欠ける気がするので、僕なら次のように考えます。
- 服をお洒落に着こなせている
- 腹筋が割れて引き締まる身体になっている
- 小顔になって色んな髪形が似合うようになる
このような状態ならダイエットで成功したと言ってもいい気がします。
そしてもう 1つは成功できなかった時の具体性です。
できない具体性は次のように考えます。
- 成功するために待ち受ける障害が大きかった
- 努力したうえで理想と現実を比較した結果 足りないものが解消できなかった
成功できない要因は、大きく分けてこの 2点だと考えられます。
成功への障害と足りないもの
成功への障害と足りないものを探すことは、目標達成に必要な作業になります。
そんなマイナス事を
考えてしまうと、
やる気がなくなりそう…。
大丈夫です。
この作業はかんたんに言うと
ゲームの攻略本を
読むようなものです。
失敗する原因を把握していれば、事前に対策を考えることができます。
だから僕たちは、障害と足りないものを深掘りしていく必要があるのです。
成功への障害
今回ダイエットでの障害になるものは、成功のイメージと逆のイメージを作り上げるものです。
例えば痩せるために必要なことは カロリー制限と運動 になります。
それの逆にいるものは、
- カロリーの高い食べ物
- 家でぬくぬくと過ごしたくなる娯楽用品 (ゲーム、漫画、YouTube)
上記の 2点が浮き彫りになりました。
障害になるものが分かれば、あなたの中で対策を考えることができると思います。
理想と現状を比較して足りないもの
では理想と現実を比較して足りないものはなんでしょうか。
ダイエットの場合ですと、体重体脂肪を減らすべき数値 になります。なぜなら、
- 170 cm の美容体重は57.8kg、モデル体重は54.9 kg
- 腹筋が割れてくるのは体脂肪15%以下
上記のように共通認識のデータがあるからです。
そして体重や体脂肪率は計算式で表すことができます。
- 現状体重−理想体重=目標達成までに減らす体重
- 現状の体脂肪率−理想の体脂肪率=目標達成までに減らす体脂肪率
つまり目標まで、あと何kg足りないのか明確にわかるのです。
まとめると、目標に具体性を持たせるということは、
目標達成を拒む障害を見つけて、達成までの数字を把握する
つまり目標達成の攻略本を作ることです。
目標のゴールが把握できることで、僕たちにやり抜く力を与えてくれます。
習慣②:目標達成の行動計画を立てる
2つ目の習慣は、目標達成の行動計画を立てることです。
この記事の中で 1番重要な章になります。
行動計画とはかんたんに説明すると、いつ何をするのかを決めることです。
本書の中で、
日々の計画で具体的に何をすればいいのかが明確になっていると、脳はその機会を逃さずに行動できると心理学の研究で明らかになっているのです。
人間の脳はすごいですね。(語彙力)
具体的な行動計画のやりかた
行動計画を具体的に解説します。
- 行動を起こせる時間を決める
- やりたくない or やれない状況の時の代替案を事前に用意しておく
この2点を行動計画に落とし込みます。
その際「もし A なら、Bをする」という文章を使うことを勧めています。
実際に使ってみると分かるのですが、
- もし5時に起きれたなら、ランニングをする
- もし18時に食事をしたなら、食後に筋トレをする
- もしアイスが食べたくなったら、低カロリーのシャーベットアイスを食べる
- もし雨が降ってきてランニングができないなら、室内でビリーズブートキャンプをする
どちらの気分でも行動が明確になっているので、悩むことはありません。
まとめると目標をどのように表現するのかが大切です。
やめたいことに視点を合わせるのではなく、自分が望む行動を起こすように if-then(イフゼン) プランニングをしていきましょう。
習慣③:成長することに集中する
3つ目の習慣は、成長することに集中することです。
新しいことにチャレンジすると、8割ぐらいの人が経験することがあります。
それは挫折です。
- 痩せるためにランニングをしたけれど息が上がって苦しい
- 資格を取ろうとしたけれど問題が分からない
- 腕立て伏せを 30回 × 3セットやろうと思ったけど、20回で腕が子鹿みたいに震える
上記のように目標に向けて行動をするとき、自分の思ってなかった場面に障害があり、驚くことがあります。
思いがけない困難に出くわすと、
目標に全然届かない…。
僕にはできないんだ。
もうダメだ…。
と諦めてしまいます。
この心境は、
今できることの中で考えてしまうから、挫折をしやすくなります
ではどうすればいいのでしょうか。
それは僕たちがダイエットを通じて+α で これから何が出来るようになりたいのか を考えることです。
つまり目標に向かって起きたは思いがけない困難は、全て学びとして捉えればいいのです。
そうすることで、
僕はダイエットをすることで
痩せるだけでなく
体力をつけることもできるのか。
その通りです。
筋トレをすることで、
引き締まった体に
なるだけでなく精神力。
つまり意志も強くなるのか。
心まで鍛えられましたね。
上記のような考え方ができるようになれば、失敗を恐れずに挑戦ができるようになります。
僕たちが新しいことにチャレンジする時は、+α の成長があると思って取り組みましょう。
習慣④:筋トレのように意志力を鍛える
最後の習慣は、筋トレのように意志力を鍛えることです。
なぜ意志力を鍛えるべきかを伝える前に共通認識として意志力とは何か。
意志力は目標や計画を決めてそれを実現しようとする力です
その意志力は筋肉と同じように、鍛えないと衰えてしまいます。
つまり意志力は有限であり、使いすぎると誘惑に負けてしまいます。
だから僕たちは意志力を鍛える必要があるのです。
意志力の鍛えかた
意志力の鍛え方はとてもシンプルです。
それは気の進まないことをする。
以上です。
これを読んだあなたは、次のような気持ちになると思います。
意志力が有限で
大切なのはわかったけど
誘惑に負けるケースなんて
いつ来るの?
結論すぐ来きます。
なぜならすべての挑戦の共通点は 誘惑に打ち勝つことだからです。
例えば早朝にランニングという挑戦をするのであれば、
- 二度寝の誘惑に襲われる
- リビングのゲーム機を見て早朝からゲームしたいという誘惑に襲われる
- 走り出しても歩いてラクしたい誘惑に襲われる
このようにラクな方へ導く誘惑が、様々なケースで僕たちに襲いかかってきます。
だから鍛える必要があるのです。
具体的な鍛え方は次の通り。
- 甘いものを我慢する
- SNS 利用時間を制限する
- 汚い言葉を使うのを止める
定期的に行うことでどんどん意志力が強くなりますが、気をつけないといけないこともあります。
よっしゃ!鍛えるために
気の進まないことを
たくさんやってやろう!
たくさんは
やらないでください!
なんだと!?
なぜならたくさんの意思決定をしすぎると、あなたの意志がすり減っていき、どこかで誘惑に負けてしまいます。
ですから鍛えるときは、
- 1日だけ甘いものを我慢しよう
- 今日は SNS を 20時まで開かない
- 1日だけ人の悪口は絶対に言わない
上記のように 1日 1つだけ と決めて鍛えることをお勧めします。
意志力を復活させる方法
意志力を回復させたい場合はとてもシンプルで、時間が経つと回復していくみたいです。
なんか失恋の立ち直り方みたい。
即効性のある回復方法も
あるので下記で紹介します。
- 身近な存在で意思の強い人を想像する
- 自分のモチベーションが上がるものを与える
1つずつ解説します。
あなたが誘惑に負けそうなとき意思の強い人 [仮にツヨシとします] を想像することで、
同じクラスのツヨシなら…。
こんなことで
ヘコたれないはずだ…!!
とツヨシの強さに対抗する方法です。
これは僕の学生の頃の体験談ですが、バスケ部で勝手にライバル視してた林くんには負けまいと、練習がツラいとき、林くんの事を想像して走り込みを頑張った記憶があります。
つまり身近にいる意思の強い人とは、あなたが負けたくない相手です。
つまりこの方法は、自分は負けず嫌いだと感じる方専用の回復方法です。
じゃあ、負けず嫌いじゃない
僕はどうすればいいですか?
大丈夫です。
もう1つの方法をお伝えします。
もう1つの回復方法は、自分のモチベーションが上がるものを与えることです。
しかしここで気をつけないといけないことがあります。
それはダイエットをしてる人がおやつを我慢しているのに対して、
こうなったら
モチベーションを
上げるために
ドーナツ食べちゃおう!!
これは良くない気がします。大切なことを忘れている気がしてなりません。
ですからおやつを我慢するケースなら、
- マンガを読む
- You Tubeを観る
- いまけいのブログを読む
上記のように食事とは関係のないもので、モチベーションを上げましょう。
ここまで読んでくださったあなたは、意志力は有限で、鍛えないとすぐに誘惑に負けてしまうことだと、何となく理解できたと思います 。
それと同時に、このように思った人もいるのではないでしょうか?
そもそも我慢をしなくては
いけない状況がなければ、
意志力はすり減らないのでは?
その通りです。
ですから目標を達成させている人は、意志力を鍛えるのと同じくらい努力してることがあります。
鍛えるのと同じくらい環境を整える努力をする
意志力を鍛えるのと同じくらい努力していること。
それは環境を整えることです。
なぜなら多くの場合、目標のためにすべきこと と、自分がやりたいことは正反対にあるからです。
例えばテストで100点を取りたいという目標があります。
その目標に向かってすべきことはもちろん勉強です。
しかし本当にあなたがやりたいことはテレビのバラエティやドラマ。
この前買ってきた新刊の漫画も読まなくてはいけません。
スキマ時間では新作のゲームもやる予定です。
好きな YouTuber が動画を更新してたら、それもチェックしなくては…。と大忙しです。
もし勉強をしたいなら、この楽しいものが溢れかえっている状況を変えなければいけません。
ではどうすればいいのでしょうか。
著者ハルバーソン教授は、僕たちに助言してくれています。
徐々にではなく
一気に全部やめちゃおう。
結論、全部一気にやめてください。笑
しかしなぜ、全てをやめなくてはいけないのでしょうか。
ここにも意志力の関係性があります。
例えば人気の海外ドラマを 1話だけ観ると、面白くて続きが気になってしまい、そのまま 2話 3話と観続けてしまう経験はありませんか。
僕はプリズンブレイクを観たときにその無限ループにおちいりました。話を戻すと、
- 1話だけドラマを観た人、ミテルくん
- まだドラマを1話も観てない人、ミナイちゃん
上記の 2人にドラマを観るのを制限させたら、どちらが辛いと思いますか?
当然ミテルくんが辛いですよね。
なぜならこのドラマが面白かったと知ってしまったからです。
ミテルくんは 2話が観たくても制限が掛けられているので我慢をしなくてはいけません。
つまり意志力が徐々にすり減っていくことを意味するのです。
だから徐々にやめるのではなく、一気に全部やめることをハルバーソン教授は僕たちに教えてくれたのです。
ですからテストで100点を取る環境を整える場合は、
- テレビを付けない
- スマホは電源または通知を切る
- 手の届く位置に漫画やゲーム類を置かない
ちょっとだけなら良いかな。という気持ちはやめておきましょう。
僕もその気持ちで漫画を手にとったら最後。
バスケット初心者の不良が、リバウンド王になり上がった瞬間を何度も目にしてきました。なぜかテスト週間に。(倒置法)
学生のころの僕みたいにならないように、誘惑の無い環境を作ってみましょう。
おすすめのアクションプラン
今回はやり抜く人の 9つの習慣を 4つのポイントにまとめて紹介しました。
その中で僕がおすすめする方法は次の通り。
- 行動できる時間を決める
- 代替案を用意する
こちらの 2点をおすすめします。
なぜなら時間を決めることで行動が定着しやすくなり、代替案を用意することで何かしらの行動ができるからです。
つまり上記の 2点をおこなえば目標に向けた行動が必ず習慣化されます。
そのときの合言葉は、
もし A なら、B をする
この合言葉に行動を当てはめて、習慣化を目指していきましょう。
周りのことは気にしない
僕たちの周りにはすごい人達がたくさんいます。
しかしそのすごい人たちも最初は 1から始めていき、徐々にできるようになったんだと思います。
もし結果を出す人と比べてしまったなら、これから僕たちもできるようにする
このように考えて、たくさん挑戦していきましょう。
本日も読んでくださりありがとうございました。
このサイトでは、男磨きをするためには、何をすれば良いのかを分かりやすく伝えるブログを目指しています。
参考になった。面白かったと思ってくれたあなたは是非、このブログをブックマークしてくださいね。
これからもあなたの役に立つ記事を取り揃えていきますので、宜しくお願いいたします。
コメント